近づいてよく見ると、マルバアオダモの花でした。
驚異的なしなりと粘りで、他の外国産材に比べて格段に折れにくく飛距離が出るとされ、イチローも愛用しています。
バットに使えるものは、樹齢80〜90年とされ、バット用としての特徴を持つ良質のアオダモが生育するのは、北海道の東側で、雪が少なく寒さの厳しい寒冷地。しかし近年では、良質材の確保が厳しくなり、植樹などの保護活動も行われているそうです。
また、アオダモの枝を水につけ、 UVライトに当てると、蛍光ブルーに光って見えるそうです。何のために光るのか、はっきりわからないのですが、抗菌作用も含まれているのではということです。
いつか、実際に僕も光る枝を見てみたいですね。
モクセイ科 トネリコ属の落葉高木
樹高 〜10m
分布 北海道、本州、四国、九州の低い山地に生息